乾燥肌を改善する化粧水の使い方

乾燥肌を改善する化粧水の使い方

はじめに

どんな保湿をしてもうるおいが足りないと感じるほど、肌の乾燥に悩まされることはありませんか?
乾燥が悪化すると、かゆみを伴ってしまうこともあります。どんな保湿をしても乾いてしまうのは、正しいケアができていない、ということも考えられます。
いつものケアだけでは不十分だと感じる今こそ、スキンケアの見直しどきです。
大事なのは、効果的なアイテムを選ぶことと、正しい使い方をすること。
今回は、乾燥肌になってしまう根本的な原因から、改善するための方法、乾燥肌の改善に欠かせない「化粧水」の使い方について、詳しく解説していきます。
何をしても乾燥肌が改善されないとお悩みの方は、是非読んでみてください。
2018.04.12

乾燥肌の原因とは?

乾燥肌の原因とは?

私たちが乾燥を感じるとき、肌ではどんなことが起こっているのでしょう。本来、肌の角質細胞は固いケラチンという成分でできています。肌が柔らかく潤って感じるのは、ケラチンが水分を吸収すると柔らかくなる性質を持っているためです。
健康な肌の角層には、10~30%の水が含まれています。肌の水分バランスをキープし、柔らかくしなやかな肌を保ってくれているのが、皮膚の一番表に当たる角層です。角層は約0.02ミリと非常に薄い膜ですが、肌を乾燥などの外的刺激から守るバリア機能を果たしています。

このバリア機能が崩れると、内部の水分を保つことができず、肌は乾いてしまいます。つまり、肌を乾燥させないためには、バリア機能を正常に働かせることが大切なのです。

・肌を乾燥から守る。バリア機能を働かせる3つの保湿因子
バリア機能を正常に働かせているのが、1「皮脂膜」、2「NMF(天然保湿因子)」、3「細胞間脂質」という、角層にある3つの保湿因子です。この3つの保湿因子が、ターンオーバーの乱れや加齢など、何かしらの原因によって減少しバランスが崩れることで、肌のバリア機能も低下し、乾燥を招きます。

1. 皮脂膜
「皮脂膜」とは、肌の表面に張られた膜のこと。水分の蒸発や必要な角質が剥がれるのを防ぎ、柔らかく滑らかな肌を保っています。主成分は、皮表脂質と汗などが混ざり合ってできたもの。皮脂腺から分泌される元々の皮脂量が減ると、皮脂膜も減少します。

2. NMF(天然保湿因子)
「NMF(天然保湿因子)」は角質細胞内にあり、肌の柔軟性や弾力性をサポートしています。アミノ酸類やPCA、乳酸ナトリウム、尿素などが集まってできたもので、水分をつかまえる働きと、水分を抱え込む働きに長けています。

3. 細胞間脂質
細胞間脂質は、角質細胞同士をつなぎ、肌の中の水分を留めてNMFを安定させるなどの役割を果たしています。水になじみやすい部分と油になじみやすい部分を持っているので、水分と油分のそれぞれが細胞間脂質の中で規則正しく何層にも重なり並ぶことができます。そのため、どちらにも負けない強力なバリア機能と水分保持機能を叶えています。

・バリア機能を低下させるさまざまな要因
バリア機能を働かせる3つの保湿因子の役割がわかったところで、次は「なぜ保湿因子が減ってしまうのか」、その4つの原因についてお話しします。

○外的要因
「紫外線」や「乾燥」、「酸化」など、外部からの刺激が原因の外部要因。これを解消するためには、シーンに合わせたUVカット剤を塗布して紫外線を遮断することが重要です。マスクなどを着用して外的要素を遮断するのも良いでしょう。

○内的要因
「加齢」、「栄養バランスの乱れ」、「代謝不調」、「ストレス・疲労」、「ホルモンバランスの乱れ・減少」など、身体の調子によって受ける内的要因。規則正しい生活を心がけ、栄養バランスの取れた食生活にし、適度な運動を行うことで改善できます。

○手などによる物理的な刺激
外的要因、内的要因だけでなく、物理的な力が加わることでも、バリア機能は損なわれます。顔の皮膚に力が加わるのは、1日の中でもスキンケアやメイクをしているとき。皮膚は非常にデリケートであり、知らず知らずのうちの摩擦で肌を傷つけていることもあります。スキンケアの方法を見直して、肌に負担のないケア方法を学びましょう。

○化粧品による刺激
肌に合わない化粧品の使用で、赤みが出てしまったり、ヒリヒリと刺激を感じたりしたことはありませんか?赤みやヒリヒリは、肌のレスキューサイン。すぐに化粧品の使用を中止し、ひどい場合は医師の診察を受けてください。何の成分が原因となったのかを解明できれば、今後も自分にあったアイテム選びに役立てられるでしょう。
保湿によって乾燥肌を改善するには

保湿によって乾燥肌を改善するには

乾燥肌の改善には、保湿因子が不足しないよう、スキンケアやインナーケアなどで補う「保湿」も有効です。ここでは保湿を軸に、乾燥肌を軽減する方法を教えます。

・3つの保湿因子を補う化粧品選びで保湿
乾燥が気になるのなら、スキンケア化粧品はより慎重に選びたいところ。乾燥肌は健康な肌と比べて、皮脂膜、NMF、細胞間脂質の三要素が不足しています。その不足している三要素を補うように、皮脂膜に近いスクワランや、NMFに近いアミノ酸、細胞間脂質に近いセラミドなどが配合されている化粧品を選びましょう。

・インナーケアで内側から保湿
肌に大きな影響を与えるのが食事。乾燥した肌にうるおいを取り戻すには、新鮮な栄養素を体の中から取り入れるのもひとつの手です。ただ、栄養素は単独で作用するものではなく、効果的に摂取するには食べ合わせも大事。インナーケアの効果をより発揮させるコツは、特定の食品だけを摂るのではなく、バランスよくさまざまな栄養素を摂ることです。

肌の土台となる肉、卵、魚のタンパク質は欠かさず、肌や粘膜を保つビタミンA(チーズ、牛乳など)のほか、美白やアンチエイジングに効果的なビタミンC(キウイ、オレンジなど)をベースに、細胞にハリを与えるコラーゲン(手羽先など)、細胞内の水分を保持するヒアルロン酸(長芋、オクラなど)、コラーゲンの生成を助けるイソフラボン(豆乳など)などを積極的に摂りましょう。
乾燥肌改善のためのスキンケアの方法とは?

乾燥肌改善のためのスキンケアの方法とは?

では、乾燥肌を改善、予防するためのスキンケアについて、より詳しくみていきましょう。

・肌が乾かないアイテムを選ぶ
お店へ行けば、数多くあるスキンケアアイテム。あまりにも種類が多いので、「なんとなく」で選んでしまいがちです。しかし、「なんとなく」選んだ結果、残念ながら乾燥がひどくなってしまうこともあるのです。これは本当にもったいないこと。

特に注意すべきは、スキンケアの中でもっとも肌にダメージを与えるクレンジング。乾燥肌の人が選ぶべきクレンジングは、油分を多く含んだミルクタイプやバームタイプ、クリームタイプ。色が白濁しているものは油分が含まれている証拠なので、白濁したもので、洗い流しの簡単なものがいいでしょう。
洗い流しの簡単なオイルタイプは、メイク落ちも良いので濃いメイクをした日に、サッと拭くだけでメイクオフできる拭き取りタイプはお疲れの日に頼るなど、その日のメイクや気分に合わせて選んでみるのはいかがでしょうか。
また洗顔では、摩擦がおこらないよう、たっぷりの泡を立てて洗いましょう。

・目的に合わせた保湿成分が配合されているものを選ぶ
保湿成分にも、種類はたくさんあります。ですが、それぞれ役割が異なり、配合できる形状も異なります。

代表的な保湿成分は、水分を肌に与えるものと、肌の水分をキープするものから段階別に4種に分かれます。まず、水分を「つかむ」性質があるのが、アミノ酸、NMF、グリセリン。これは水分を吸収しますが、湿度が低いと保湿力が下がります。
水分を「かかえこむ」のは、ヒアルロン酸、コラーゲンなど。これらは真皮にもともとある成分で、角層内保湿として働きます。水分をつかむアミノ酸などと違い、湿度が下がっても水分をかかえこんだままです。
水分を「はさみこむ」のが、セラミド、レシチン、スフィンゴ脂質などです。水分をかかえこんでしっかり水分をキープする、保湿力の高い成分です。
最後に「フタをする」働きをするのが、スクワラン、ホホバ油、ワセリン。これらは肌に入れた水分が蒸発しないようにフタをします。

その他にも外せないのが、リッチな潤いを与える、保湿の王様「シアバター」です。ステアリン酸やオレイン酸が主成分のシアバターは、肌とよく似た性質をもつので肌なじみも抜群。油膜のヴェールが肌や髪を包み、うるおいを補いながら乾燥からも肌を守ります。

・正しく洗顔する
毎日行う洗顔の方法にも、乾燥肌への落とし穴があります。洗顔の目的は、メイクや皮脂汚れ、古い角質をオフし、肌のターンオーバーのサイクルを正常に戻すこと。汚れと一緒に肌に必要な皮脂まで落としてしまうと乾燥肌へつながるため、そこに注意しつつ「過度の洗顔をしない」ことが大切です。

洗顔の回数は人それぞれですが、一般的には朝と夜の2回。乾燥が気になる人は、皮脂汚れの少ない朝の洗顔はぬるま湯のみで行いましょう。水は温度が上がると脱脂力が上がるため、洗顔料は使わず、適温なぬるま湯での洗顔で十分汚れは落ちます。

夜はメイクも落とすため、クレンジングと洗顔の2回の洗い流しが必要になります。乾燥肌を防ぐなら、前述したように、クレンジング剤は乾燥しやすいオイルタイプや摩擦が気になる拭き取りタイプなどは避け、水分と油分のバランスが良いミルクタイプや肌をこすらずにすむジェルタイプ、保湿力の高いクリームタイプを選びましょう。洗顔料も脱脂力の高い石けんよりもフォームタイプを選ぶなど、肌のうるおいをキープしたまま汚れを落とせるアイテムがおすすめです。

・正しい保湿をする
乾燥を改善するためにしているケアが、乾燥肌を招いてしまっているかも。「保湿=化粧水で肌を濡らすこと」と考え、バシャバシャとつけっ放しにしていませんか? 残念なことに、一般的に化粧水だけでは保湿は完了しません。化粧水は、肌の状態を整え、次のスキンケアアイテムのなじみをよくさせるためのもの。化粧水をした後、油分を含んだ美容液や乳液、クリームでフタをして初めて、保湿ができたと言えるのです。
また、化粧水を肌に付けっ放しにしておくと、その水分が蒸発するとき、肌の水分も一緒に蒸発してしまいます。これでは逆に乾燥肌に近づいてしまうので、注意が必要です。お風呂から上がったら、間髪入れずに化粧水で肌に水分を補給し整え、美容液や乳液、クリームで肌にフタをしましょう。
乾燥肌を改善するための化粧水の選び方・使い方

乾燥肌を改善するための化粧水の選び方・使い方

洗顔後のデリケートな肌に最初につける化粧水こそ、乾燥肌を改善するのに重要な役割を果たします。今回は「化粧水」にスポットをあて、乾燥肌対策に有効となる製品品の選び方や使い方について詳しく紹介していきます。

・化粧水の役割と選び方
化粧水の本来の役割は、保湿成分が角層に水分を与えて皮膚を柔らかくさせ、みずみずしく、なめらかでうるおいのある肌に導くことです。角層が水分で満たされた肌は光の反射率が上がるので、くすみのない透明感のある肌になれる、などうれしい効果も。

乾燥肌に効果的な化粧水を選ぶには、まず保湿成分を見ることです。前述した成分も、それぞれ配合できる化粧品は異なります。特に、化粧水に入れられるものの中で重要なのが「セラミド」。これは肌の保湿の大部分を担っている成分と言われ、乾燥肌対策には欠かせません。詳しく説明すると、セラミドは肌のバリア機能を高め、外的要素から肌を守り、水分を角質内部にとどめ、保水力を高める効果を持っています。さらにターンオーバーのサイクルを良くし、肌のセラミド生成を促進するなどの役割があります。つまり、セラミドが配合されている化粧水は、乾燥肌の予防、改善に非常に有効なのです。

・化粧水の効果的な使い方・つけ方
まず、化粧水をつける前に忘れてはいけないのが「手を清潔にすること」です。しっかりと手を洗い、かつ水分を拭き取ってから化粧水をつけましょう。付け方はコットンと手の2通りありますが、今回は摩擦を避け、手を使用したつけ方をご紹介します。
  1. 手のひらに適量の化粧水を出し、手を合わせて肌温度に温める
  2. 顔全体を覆うように全体につけ、こすらずに手を押し当て、ハンドプレスしてなじませる
  3. 目元や口元など、肌が薄い箇所まで、指の腹で押さえる様にハンドプレスし、最後にフェイスラインを軽く押さえる
  4. 余った化粧水を、首やデコルテにつける
潤いが足りないと感じたら、上記の流れでもう一度重ね付けするのもおすすめです。

洗顔後、顔についた水分を拭き取るときはゴシゴシ拭かず、肌触りの良いタオルやティッシュを軽く押し当て、水気を吸い込ませる程度にするなど、摩擦にも気をつけましょう。
イモーテル ディヴァインローション

ロクシタンの化粧水の比較・特徴①

肌にうるおいを与える化粧水。自分にあった化粧水を選ぶには、求める効果で選ぶのが正解です。ここでは、数ある製品の中から、ロクシタンがおすすめする人気アイテムをピックアップ。自分の肌質や肌の状態に合ったものを見つけ、乾燥肌を卒業しましょう。

化粧水・フェイスミスト一覧を見る

・乾燥肌対策からエイジングケア(*1)まで幅広くカバー。最上級のうるおいとハリを与える逸品
「イモーテル ディヴァインローション」 
200mL 6,000円(税別)

お肌のハリがないと感じているなら、エイジングケアのできる化粧水が効果的です。「イモーテル ディヴァインローション」は、ロクシタンの豊富なラインナップの中でも、特に人気の高い化粧水です。とろみのあるリッチなテクスチャーが、乾燥で敏感になっている肌にも優しく、素早くなじみ、しっかり保湿。ふんだんに配合された美容成分と、ストレスなく肌になじむ至福の使い心地は、まるで美容液のよう。乾燥が気になる方はもちろん、化粧水から気軽にはじめられるエイジングケアとして、幅広い層から支持されています。
ハチミツやサンフラワーオイル(*2)、ヒアルロン酸(*3)などが肌にうるおいを与え、イモーテル エッセンシャルオイル(*4)とイモーテルエキス(*5)、マートル エッセンシャルオイル(*6)が肌にハリをもたらします。お客様からのレビューでは、一般的な化粧水よりも効果が長く続くという声も多くいただいています。

(*1)年齢に応じたお手入れのこと。
(*2)ヒマワリ種子油
(*3)ヒアルロン酸Na
(*4)ヘリクリスムイタリクム花油
(*5)ヘリクリスムイタリクムエキス
(*6)ギンバイカ油
イモーテル ディヴァインローションを見る
イモーテル プレシューズエッセンシャルフェースウォーター

ロクシタンの化粧水の比較・特徴②

・さっぱりなのにうるおう1本をファーストエイジングケア(*7)に
「イモーテル プレシューズエッセンシャルフェースウォーター」
200mL 4,000円(税別)

本格的なエイジングケアはまだだけど、乾燥が気になるし、エイジングケアにも興味がある……という方には、保湿力があるのにべたつかない、みずみずしい使い心地の「イモーテル プレシューズエッセンシャルフェースウォーター」がおすすめです。肌を美しくする生命力を備えた、イモーテルのエキス(*8)をたっぷりと配合した美容液のような化粧水で、肌を抱きしめる「アクアラッピング処方(*9)」の効果でうるおいも長持ち。ローズウォーター(*10)、サンフラワーシードオイル(*11)も加え、弾力とハリを兼ねそろえた、弾むようなしなやかな肌に。

お客様からのレビューでは「さっぱりなのに保湿力が高い」「肌にハリが出てうれしい」など、リピート買いするお客様も多数。美容水と呼びたくなるほどうるおいキープ力が高いので、ファーストエイジングケアにもぴったりです。

(*7)年齢に応じたお手入れのこと。
(*8)ヘリクリスムイタリクムエキス
(*9)ヒアルロン酸Na、PCA-Na(ともに保湿成分)配合
(*10)ダマスクバラ花水
(*11)ヒマワリ種子油
イモーテル プレシューズエッセンシャルフェースウォーターを見る
まとめ

まとめ

肌の悩みは、一朝一夕には解決しないものです。化粧品から変えて、乾燥肌の予防、改善方法を試すことも大切ですが、一番に意識しておきたいのは、肌の乾燥はさまざまな要因が重なり合って起こるということです。
肌の基本を理解し、肌のターンオーバーを整え、健やかな状態を作るためには、自分にあった化粧水を選び、正しい方法でスキンケアを継続することだけでなく、肌を衰えさせる内的、外的要因も含めて理解した上で、食生活や生活習慣の改善もスキンケアのひとつとして捉えることが重要です。