花の女王、バラ

いつの世も、優美で美しいバラは人々の心を捉えて離しません。芸術家たちにとっては何にも代えがたいミューズであり、恋人たちにとっては確固たる愛の象徴、そして香水師たちにとっては主力となる香り。「花の女王」にも例えられるバラはさまざまな特性で人々を魅了してやまないのです。
Texts: Mélissa Darré

数千年にわたり、常に崇められてきたバラ。中央アジア原産の5枚の花びらを持つオールドローズは主に中国やペルシャで栽培されていましたが、古代ローマ時代に西欧にもたらされました。以来、国境を越えて西欧各地に広まり、歳月をかけて多くの姿形や花色、香りのバラが登場。そして1867年にはモダンローズが誕生しました。

美と情熱の象徴であるバラは、詩人や画家、小説家に愛でられてきました。一方、グルメたちもお茶やリキュール、ジャムやゼリー、はちみつなど、さまざまな形でバラを楽しんでいます。さらに、鎮静作用、再生作用など多様な効能が注目され、バラは多くの美容ケアにも用いられています。

しかし、何と言ってもバラが重宝されているのは、女性向けフレグランスを筆頭とした香水の世界。フローラル系の香水に、あるいはミドルノートに、香水師が真っ先に使用するのがバラなのです。アンフルラージュ技法あるいは蒸留によって抽出された香料は複雑で多様。それは「花の女王」の名に相応しい奥深い香りです。

花の女王、バラ
花の女王、バラ
いつの世も人々の心を捉えて離さない、優美で美しいバラ。
© Fotolia - Moonrise

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