家族で楽しむきのこ狩り

ロクシタンのコミュニケーションディレクター就任予定者であるロール・ピエリナールさんが、秋のプロヴァンスで欠かせないアクティビティーをご紹介します。それは家族で楽しむきのこ狩り!
Par Caroline Taret

10月になると日曜日に家族できのこ狩りを楽しむのがプロヴァンス地方のしきたり。きのこの判断技術は父から子へと伝えられてきています。きのこ狩りは秋の呼び声とともに始まり、大人も子供も夢中になって楽しむ家族行事で、単に散歩をするだけの日ではありません。ロールさんによると、どこできのこ狩りをするかは家族ごとの秘密。将来にわたっていつまでも楽しめるよう自然を大切にし、場所は内緒にしておかなければなりません。親は子供たちに来年また同じ場所にきのこが生えてくるよう、きのこを根から引っこ抜かずに軸を切るように、と辛抱強く、そして事細かにきのこ狩りの作法を指導します。

さて、大自然からの贈り物であるきのこを採るのに理想的な時間帯は朝。そう、きのこ狩りの一日は早朝に始まります。用意するものは、採ったきのこが息ができるようざっくりと編んだ籠と、言わずと知れた有名なオピネルナイフ。こうしてバノンの森やロールさんが「作家ジャン・ジオノの作品にしばしば登場するマノスクの奥にある村々ですよ」と教えてくれたロシェ・ドングルやリュール、シゴンスといった村々に繰り出すのです。プロヴァンスでは秋になってもまだまだ暖かな日差しの日が続き、松やオーク、ねず、杉などの木々の下、ピクニックを楽しむことができます。セップ茸やしめじ、シャントレル茸、ジロル茸を地元の森でよく採るロールさんは「秋の香りと色彩が詰まった素晴らしい一日となりますよ」と嬉しそうに言います。

きのこ狩り初心者の方にいくつかのアドバイス。村の薬局に行けば必ず食用キノコと毒キノコを見分けることのできる専門家がいます。「自分だけで確認できるのはサンガン茸だけです。茎を切ると赤い汁が出るので分かります」とロールさん。大自然の中、刃先を子供用に丸めたオピネルナイフを使ってこの確認作業をおこなうことは子供たちにとっても楽しいひとときです。きのこ狩りが終わったら、戦利品を家に持って帰り、きのこを選別して、ブラシで汚れを取りましょう。セップ茸を採ったその日にニンニクやパセリと一緒に炒めて食べてしまう人もいれば、オリーブオイルとニンニク、タイムやローリエなどのハーブとお酢の中に漬けこみ、来シーズンまで保存できるよう準備する人もいます。あと数日もすれば雨の日も明け、プロヴァンスの多くの家族連れがこの楽しい習慣にいそいそと出かけることでしょう。

秋の美味しい家族行事
秋の美味しい家族行事
きのこ狩り
Getty Images
秋の美味しい家族行事
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採れたてのきのこ
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秋の美味しい家族行事
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きのこ狩り初心者は、村の薬局にいる専門家に食用キノコか毒キノコかの見極めについてご相談を。
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