効能豊かなセドラ

柑橘系のフルーツであるシトロン、フランスではセドラと呼ばれています。多くの人の大好物、というほどよく知られているわけではありません。皮がゴツゴツとしていて、強い酸味があり、レモンの先祖のようなフルーツです。非常に効能が豊かであることが明らかにされ、アロマテラピーやコスメ、食事にとさまざまな場面で使われています。
Texts: Mélissa Darré

ゴツゴツとした皮の不思議な形をしたセドラは東南アジアが原産のフルーツ。学名をCitrus Medica Lと言い、晴天の多い気候を好みます。特に地中海沿岸の穏やかな気候は生育に適しているようです。でこぼこして、果汁が少なく、楕円形のセドラは時に4キロもの重さになることもあるほどどっしりとした重量感があります。ややとっつきにくいフルーツですが、さまざまな特性が隠されていました。

セドラは外皮から抽出した香りに特徴があり、香水の分野で重宝されています。フレッシュさと力強さを与えてくれるので、特に男性用の香水のトップノートによく使われます。その男性的な香りはコスメの分野でも大ヒット。また香り豊かなエッセンシャルオイルはシャワージェルやシャンプーなどによく使われ、そのすがすがしさや強壮作用はほかのエッセンシャルオイルの追随を許しません。

スポーツをする人なら、セドラの持つ炎症をおさえる作用や鎮静作用に感動するでしょう。料理好きなら、セドラのリキュールやジャムをお菓子などにどうぞ。コルシカ島で生産されるセドラは「黄金の林檎」と呼ばれ、プロヴァンスの暮らしをより豊かなものにしてくれるのです。

効能豊かなセドラ
効能豊かなセドラ

皮はゴツゴツとしていて、強い酸味のあるセドラはレモンの先祖のようなフルーツ。非常に効能豊かであることが明らかにされ、アロマテラピーやコスメ、食事にとさまざまな場面で使われています。

© Fotolia - Comugnero Silvana

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