プロヴァンスの美しいマルシェを巡る

プロヴァンスを象徴する光景に挙げられるのが、村の広場にたつマルシェ。季節のフルーツや野菜、伝統的な織物や特産品が賑やかに並べられ、彩りと香りに満ちたマルシェは1年を通じて楽しむことができます。
Texts: Mélissa Darré
エクス・アン・プロヴァンスの花市場

柔らかな朝日が差し込む朝、市役所前の広場は豊かな香りに満ち溢れます。花市場に並ぶバラ、ボタン、ヒマワリ、パンジー、紫陽花といった花々はまるでダンスを踊っているかのようでが並び、花市場はまるでバレエのよう。時計台のもとに集まる人々をすっかり魅了します。この絵画のように美しい風景を間近に見ようと、人々はいくつもの屋台の間を行き来し、様々な香りに酔いしれます。少し離れたカフェからは、人々がテラスでおしゃべりに興じる声が、耳に心地よく聞こえてきます。

毎週火曜、木曜、土曜午前中www.aixenprovencetourism.com

 

ヴェゾン・ラ・ロメーヌの昔ながらのマルシェ

ヴェゾン・ラ・ロメーヌのマルシェは1483年から続いており、プロヴァンス地方でも1、2を数える古い歴史を誇ります。町の広場や小道で開催されるマルシェをそぞろ歩きすれば、この村の主な産業であるブドウ栽培に関わる文化を肌で感じることができるでしょう。ブドウの恵みであるワインに加えて、オリーブやトリュフなども特産品で、夏になれば450店以上の出店者で賑わいます。南仏の豊かな風味に出会えるマルシェへ出かけましょう。

毎週火曜日 午前中www.vaison-la-romaine.com

ラ・シオタのナイトマルシェ

夜型人間にオススメなのがラ・シオタで開かれるナイトマルシェ。ここを訪れれば、マルシェを楽しむのに時間帯は関係ないことを実感できるでしょう。朝の日差しよりも夕暮れ時のほうが好きな方も、さまざまな地元の特産品や工芸品に触れることができるのです。漁港のある絵のような美しい町の風景をバックに、南仏ならではの伝統的なアペリテイフもマルシェで手軽に楽しむことが可能です。

夏期は毎日開催www.laciotat.info

 

リル・シュル・ラ・ソルグで開催される唯一無二のマルシェ

アンティークのマルシェで知られるリル・シュル・ラ・ソルグで、週に1回、主役の座を奪うのが、特産品マルシェ。町の中心にたつマルシェは230以上もの出店者でにぎわい、品物がバラエティーに富んでいることで評判です。ドライフラワーのラベンダーや工芸品、地元の小規模な生産者によるフルーツなどの農産物など、このマルシェなら誰もが自分のお気に入りを見つけることができるはず。地中海ならではの豊かな暮らしがこのマルシェには根付いていることが実感させられることでしょう。

毎週日曜 午前中www.oti-delasorgue.fr

プロヴァンスの美しいマルシェを巡る
プロヴァンスの美しいマルシェを巡る
季節のフルーツや野菜、伝統的な織物や特産品が賑やかに並べられ、彩りと香りに満ちたマルシェは1年を通じて楽しむことができます。
© Fotolia - Ella M. Klomann
それはまるで、ゆっくり味わう絵画
それはまるで、ゆっくり味わう絵画
村の広場にたつマルシェはプロヴァンスを象徴する光景。
© José Nicolas
南仏ならではの出会い
南仏ならではの出会い
ドライフラワーのラベンダーや工芸品、地元の小規模な生産者によるフルーツなど農産物など、このマルシェなら誰もが自分のお気に入りを見つけることができるはず。
© Fotolia - Stephan Morrosch

最新情報

ルーツの味を探る 〜 完璧なプロヴァンススタイルのアペリティフ

ルーツの味を探る 〜 完璧なプロヴァンススタイルのアペリティフ

プロヴァンスの香りいっぱいのアペリティフを楽しみながら、夏の長い夜を過ごすことほどステキなことはありません。ロクシタンからプロヴァンスならではのアペリティフをご紹介します。手で簡単にいただけるおつまみを、親しい友人や家族と一緒にどうぞ。
8月のフォト

8月のフォト

18時38分、マントンにて撮影
プロヴァンスで暮らすカナダ生まれのアシュレイ・ティンカーさん

プロヴァンスで暮らすカナダ生まれのアシュレイ・ティンカーさん

モントリオール出身のアシュレイ・ティンカーさん。今はパートナーのロビンさんとアルピーユ山脈で暮らしています。グルメで好奇心いっぱいのティンカーさんが綴るブログ「キュリアス・プロヴァンス」にはプロヴァンスで感動したこと、美味しいお店情報、特産品情報などが満載。彼女ならではの視点をロクシタンの読者にもシェアしてくれました。 From Provence with love、さあ、みなさんもどうぞ!