プロヴァンスで愛を誓う

アン・グラン・ウイ社は夢を売る小さな会社。ジュリーとローラが一分の隙なく準備し、人生最良の日を演出します。マイアミやローマなど選りすぐりの場所でのオーダーメイドのウェディングをプロデュースする専門の会社なのです。中でもプロヴァンスはアン・グラン・ウイ社が得意としている土地です。
Par Caroline Taret

ジュリーがアン・グラン・ウイ社について語ってくれたのは、夫と共に滞在中のブラジルから。しかし、ジュリーは休暇を取っていたわけではありません。プロヴァンスでのウェディングを望むブラジル人のために挙式準備を進めているところなのです。アン・グラン・ウイ社を創業したジュリーは世界中を回る旅人でもあり、結婚式の装飾に適したものを見つけるのが天才的。人生の特別な日が、新郎新婦や近親者の期待通りのものとなるよう、あらゆることを手配します。ジュリーが2011年以降はローラと共にプロデュースしている「デスティネーション・ウェディング」とは、総じて宗教色のないガーデンウェディングで、プロがセレモニーの進行を司り、記録もオーダーメイドで製作します。言うならば、アメリカ風のコンセプト。二人は、外国人がつつがなく海外に滞在し、自国ではないところにいても安心して挙式の時に「イエス」と言えるよう、行政的な手配からクリエイティブな面に至るまで、細部にわたり気を配ります。

さて、アン・グラン・ウイ社がプロデュースするプロヴァンス風ウェディングはクラシカルなスタイル。アンティークのレースやピンクの古い布地、ダンスホールのような照明、贅沢な装飾品がロマンチックで伝統的な雰囲気を醸し出します。そして何よりもゴージャス感を演出しているのがウェディングが行われる舞台。素晴らしい風景に美しい建物のあるプロヴァンスという土地が、まるで映画のセットのように結婚式の舞台背景となり、またこの晴れ晴れしい日の主役ともなるのです。さらにプロヴァンスを象徴するラベンダーやひまわり、ひなげしなどの花々が彩りを添えてくれます。コート・ダジュール地方にある古城、シャトー・ド・ロベルニエでアイルランド人のウェディングを手がけたばかりのジュリーが「彼らの結婚式は映画のよう、ロケをしているみたいでした!

外国人は、南仏ならではの香りや光を求めているのです。もちろん、セミの鳴き声もプロヴァンスらしいわ」と言います。アン・グラン・ウイ社にプロ デュースを頼む外国人カップルは挙式には予算をかける一方、列席者は少ないのが一般的なので、宴は心温まるアットホームな雰囲気になります。ジュリーと ローラはチーズやフルーツ、野菜、ワインなどをはじめ、ゲストへの引き出物用に石けんやオリーブオイルなど、プロヴァンスの特産品をふんだんに用意します。花嫁がお米の代わりに投げるのも香り豊かなラベンダー。ウェディングプランナーの二人が手がける挙式は週を追うごとに増えるばかりです。

アドレス
Un Grand OUI
www.ungrandoui.com
 
プロヴァンスで愛を誓う
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ジュリーとローラの手配地域はマイアミからローマまで広範囲にわたる。もちろん、一番得意なのはプロヴァンス地方。
Photographie : Un Grand Oui
プロヴァンスで愛を誓う
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プロヴァンス式の結婚式
Photographie : Un Grand Oui

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