ブログ「シュット・モン・スクレ」のブロガー、エロディー・ヴァン・ゼルさん

頭の中に夢をいっぱい描きながらパリを後にし、マルセイユの中心部にスーツケースを置いたエロディー・ヴァン=ゼルさん。それから6年、街の鼓動に誘われて夢をいくつも叶え、そして新たな夢もたくさん出てきました。個性的なマルセイユっ子、ヴァン=ゼルにお話を伺いました。  
by Mélissa Darré

本物の博愛主義者

Q: 日常生活のなかで、幸せを感じるひと時とはどんな時ですか?

A: 私は運転をしません。ですので、マルセイユの市街地を散策して新しい発見をするのが楽しみです。ゆっくりと街を観察しています。

 

Q: あなたの座右の銘は何ですか?

A: 座右の銘を何か作り上げるとしたら、「分かち合いは人生をより美しくしてくれる」でしょうか。人に分け与えれば与えるほど、自分が受け取ることも多くなり、素晴らしいことを創り上げることが可能となります。

 

Q: 一日で一番好きな時間は?

A: 早朝です。私の仕事は目まぐるしいので、この静かなひと時が大好きです。自分だけの時間で、走りに行ったり、海を見ながら休んだりします。

 

Q: 落ち込んだ時のお薬は?

A: 私は食いしん坊なんです。落ち込んだ時はパティシエのクレマンさんの店「ル・ブリコルール・ド・ドゥースール」に突進し、美味しいお菓子をいただきます。絶品ですよ。

Une vraie philanthrope
Photographie : José Nicolas

新世代のマルセイユっ子

 

Q: マルセイユでお気に入りのスポットはどこですか?

A: 私が心を掴まされたのは、ヴァロン・デ・ゾッフにある「ヴィアグジ・ディ・フォンフォン」。オーナーのアレクサンドル・ピナのコンセプトで、クッションの置かれた床に直に座り、夕日を見ながらワインとともにタパスが楽しめるお店です。大満足できるはず。「ル・ジャルダン・モングラン」も大好きです。大きな木のある中庭にテラスがあって、色とりどりの椅子が置かれています。街のせわしないリズムから切り離されて、遠くへ来てしまったような感じのする場所です。

 

Q: 海外に住む友人に贈りたい、プロヴァンスならではの品は?

A: 私が夢中になっているマルセイユのクリエイターによるブランド、「ル・ポワ・シック」のアイテム。マルセイユの代表的な場所が緯度や経度とともにプリントされているクッションやストールを作っているのですが、とてもユニークなプレゼントになります。

 

Q: プロヴァンスのどのような側面にもっとも魅了されますか?

A: 私の両親はパリジャンですが、私は幼少期の一時期をドローム・プロヴァンサル地方で過ごしました。ですので、プロヴァンスの持つ香りをよく知っているのです。プロヴァンスでのんびり歩いていると、菩提樹や桜の木の上品な香りなど、自然が放つ香りに四六時中、心を掴まされています。

 

Q: プロヴァンスを思わせる香りや音は何ですか?

A: 春先に花がほころび始める頃の草木の香り。音に関しては、鳥の鳴き声ですね。

Une néo-Marseillaise
Photographie : José Nicolas

才能あふれるブロガー

 

Q: いつからブログを書き始めたのですか?

A: 私がマルセイユに越してきた時、履歴書を書くことはできましたが、人間関係のネットワークを持ち合わせていなかったのです。ですから、仕事を探すのが困難でした。そこでブログを書き始めたのです。最初は自分自身のメモのためもありましたが、新しくマルセイユへ越してきた人に向けて、またはマルセイユ在住に人に向けて、私が見つけた店を知ってほしいという思いから始めました。ブログのタイトルにもその思いが込められています。ブログの記事一つ一つが、内緒話のように読者の耳に滑り込んで行く、という意味なのです。

 

Q: お気に入りのテーマはありますか。

A: アウトサイダー的なもの、変わったものが好きです。大きく話題に取り上げられることもないひっそりとした店や若手クリエイターたち。全身全霊を傾けて創作し、プロジェクトやイベントを行う人たちと出会いたいと思っています。

 

Q: ブロガーの仕事で気に入っていることは?

A: 私はジャーナリズムの勉強をしてきたので、紙媒体に親しみがあります。でも、ブログなら、気に入ったところがあればすぐに書くことができるという利点があります。1カ月も2カ月も待つ必要はありません。それに読者とのつながりも持てます。私の記事を読んだ人から「時間を忘れた」と言ってもらった時は、うまくいった、と思います。

 

Q: なりたかった職業はありますか?

A: 私は映画が大好きなんです。父はプロデューサーから後に映画監督なりましたし、私自身も映画業界で働いたことがあります。子供の頃は父がヴィレットの現場に連れて行ってくれて、ジャック・タチの映画を見せてくれたりしました。ですので、ずっと脚本家になりたいと思っていました。現在では、脚本のように物事を描写するという行為をブログで実現させています。

Une bloggeuse bienveillante
Photographie : José Nicolas

エレガントなビューティースタ

 

Q: どのような女性を美しいと思いますか?

A: 女性が美しいかどうかは物腰からきます。洗練かつ気品があり、優美な振る舞いのある人が美しいと思います。

 

Q: お気に入りのビューティーケアはありますか?

A: 毎朝、全身にクリームを塗ります。この習慣は祖母から教わりました。祖母はスイートアーモンドのオイルを使っていて、オイルを塗ることが美肌を保つのにいかに重要であるかを繰り返し言っていました。肌に輝きを与えるために、ハチミツと粒子の荒いお砂糖、レモンを使ったパックもしています。

 

Q: 手放せない化粧品は?

A: 香りが強めのスキンオイル。それが使えるのはバカンスということ。大のお気に入りです。

 

Q: 美しく見せるための小さな工夫があったら教えてください。

A: 日常的には、ヒールのある靴を履くと女性らしさを感じます。なんでもできるような気持ちになりますね。運転をしないので、ヒールの靴でマルセイユを縦横無尽に歩くのです。いろいろな色で取り揃えているので、人生も虹色です。

Une beautysta élégante
Photographie : José Nicolas

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