ナディアとレイヌのサミュ母娘、オーベルジュ「ラ・フニエール」の看板シェ2人

一人は、1995年にミシュランの一ッ星を獲得するなど、40年来活躍する名シェフ。もう一人は料理教室の講師で、料理スクール「アンスティテュ・キュイジーヌ・リーブル」の創設者。母娘でタンデムを組み、オーベルジュの「ラ・フニエール」の厨房のトップを務めています。また「ラ・フニエール」は100%グルテンフリーの食事を提供する数少ない宿でもあります。お二人にお話を伺いました。
By Mélissa Darré

エネルギーに溢れた彼女たち

 

Q: 日常生活の中で、どのようなことに小さな幸せを感じますか?

レイヌ(R): スタッフの待つ厨房に入る時。

ナディア(N): 前向きな思考とみんなの笑顔。

 

Q: 自分のモットーは何ですか?

R: 今現在を生きる。

N: 問題があるのではなく、疑わしい状況があるだけ。そうした状況には必ず解決方法がある。

 

Q: 一日のうち、一番好きな時間は?

R: 12時きっかりに、準備万端で最初のオーダーを待っている時。

N: 朝、起きる時。毎日が新しい日です。

 

Q: 罪悪感を感じる楽しみは?

R: カリカリのパンにのせて食べる、とろけるようなカマンベール。

N: お菓子。でも、グルテンフリー!

Des femmes énergiques
Photographie : José Nicolas

地中海料理

 

Q: どこから影響を受けていますか?

R: 地中海です。地中海の旅とか、地中海と結びついた生活の歴史に。

N: 世界各地から影響を受けていますが、特に、祖母からフランス、チュニジア、シシリアの強い影響を受けています。祖母による、グリルした野菜や煮込み料理などです。

 

Q: 仕事の日課は何ですか?

R: 私は「清潔マニア」なんです。より良く仕事をするためにあちこち見て回って片付けるのが大好き。

N: 私は粉ものが好きなんです。米、ソバ、栗、キノアなど、料理を始める前に味見をしています。

 

Q: 一番好きなプロヴァンス料理は?

R: ブイヤベースです。ミックスされたスープの味やカリカリのパン、いろいろな種類の魚が食べられるところが好きです。

N: ピストゥスープ。夏の味がします。

 

Q: 自分が考案したかった、と思う料理は?

R: フェラン・アドリアの作った骨髄のキャビア乗せ。どうして彼より早く思いつかなかったかと、ほとんど嫉妬を感じてしまうほど。

N: お菓子のパリ・ブレスト。でも、私はグルテンアレルギーなので伝統的なお菓子はそのままでは食べられません。ですので、アーモンドミルクを使ったプラリネ入りのクリームとカマルグ産のお米を使ったパリ・ルールマランというお菓子にアレンジしてみました。

 

Q: 夢見た職業は?

R: 歯医者になりたかったんですが、道のりが長くて。歯医者も、口に関係した職業よね(笑)

N: 私はやりたかったとを100%叶えています!

Des cuisinières méditerranéennes
© Benjamin Béchet

彼女たちはプロヴァンスのエピキュリアン

 

Q: プロヴァンスを思わせる香りや音は何ですか?

R: 香りは、アニス。音は、セミ。イチジクの木の下でモレスク(パスティスとアーモンドシロップを混ぜた南仏のリキュール)を飲めば、もうそこはプロヴァンス(笑)

N: 香りは、潅木。音は春のキジバトの鳴き声。

 

Q: 幸せを感じる場所はどこですか?

R: ここです。オリーブの木があって、セミが鳴いて、静かで、ほとんど天国。

N: ルールマランは特別な場所です。私はここでもてなしの心を教わりましたし、精神も開けました。

 

Q: 海外に住む友人にプロヴァンスならではのものを贈るとしたら?

R: ここで作っているオリーブオイルのボトルを1本。

N: 我が家で作っているオリーブオイル。
Des Provençales épicuriennes
Photographie : José Nicolas

エレガントなビューティースタたち

 

Q: お二人にとって女性らしい美しさとは?

N: おしゃれであること。お手本となるのは、地中海地方の女性を代表する祖母です。80歳になっても、祖母はエレガントできちんとした着こなしをしていました。ゴテゴテと過剰な華美に走ることなくね。

 

Q: リラックスするための秘訣は何ですか?

R: 断食です。心と身体をきれいにしてくれます。

N: マッサージ。旅に出ると、必ずマッサージを受けます。

 

Q: 美しさを保つための小さな工夫を教えてください。

R: 美容院に行くこと。行く時間がないときは、家族にやってもらいます。

N: 美容院に行くこと。髪を手入れしてもらうことが大好きなんです。ちょっとでも時間があったら、すぐに行きます!

Des beautystas élégantes
Photographie : José Nicolas

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