ドメーヌ・デュ・レイヨル 旅情溢れる庭園

訪れる人の五感を刺激する魔法のような場所。大地と海、雲の浮かぶ大空の果て、地中海の時を超えた遥かなる旅へ。
Par Jean-Dominique Dalloz
球上には、去りがたい場所が少なからず存在します。ドメーヌ・デュ・レイヨルは間違いなくそのようなところ。20世紀にプロヴァンス出身の裕福な実業家によって造られたドメーヌ・デュ・レイヨルは、20ヘクタールほどの敷地内に7つの素晴らしい庭園が造園されている植物園。モール山塊のふもと、イエール諸島の向かいに位置し、ゆっくりと散策を楽しみながら、自然の織りなすさまざまな表情に触れることができる場所です。1989年に沿岸域保全整備機構に買い取られ、以降は造園家のジル・クレマン氏が造園を担当してきました。まずは植物園のあるヴァール県ならではの造園がなされましたが、 クレマン氏はそれに飽き足らず、地中海性気候と似ている世界の地域を再現した庭園を創る着想を得ました。地球上のさまざまな風景が表現され、生物学的には非常に似通っていながらも造形的には全く異なる庭園風景が出現したのです。ドメーヌ・デュ・レイヨルが魔法のような場所であるのはそのためで、庭園にいながらにして世界を旅することができ、貴重な植物と優れた造園技術を同時に鑑賞できます。

さらに素晴らしいのは、さまざまなテーマによるガイディングツアーが実施されているほか、講習を受けたりすることもできることで、庭園のコンセプトへの理解を深め、より庭園を楽しむことが できるのです。知識を得ることによって、庭園の魔力が消えてしまうことはありません。それどころか、自然の美しさをさらに堪能できる鍵をいくつも与えてくれるのです。

南アフリカのフィンボス、チリのマトラル、カリフォルニアのシャパラル、そして地中海沿岸ではマキと呼ばれる世界各国の灌木林を散策しましょう。そして、その後、園内のカフェ「カフェ・デ・ジャルディニエ」で喉の渇きを癒しましょう。苗も販売しているので、レイ ヨルならではの植物を買い求めることもできます。こうしたお土産は庭園で過ごした幸せな時間を思い起こさせてくれます。

ドメーヌ・デュ・レイヨル。地中海を望む庭園
ドメーヌ・デュ・レイヨル。地中海を望む庭園
José Nicolas
ドメーヌ・デュ・レイヨル
ドメーヌ・デュ・レイヨル
旅情溢れる庭園
José Nicolas

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