グラース 国際香水博物館の庭園

2007年、グラースにある国際香水博物館に併設して庭園が造られました。ケンティフォリアローズ、月下香、ジャスミンなどが咲き乱れる庭園には香りが満ち溢れ、経験したことのない芳醇なひとときを楽しむことができます。 香料植物の世界へようこそ!
Texts: Justine Fiordelli

2007年、かつて「ラ・バスティード・デュ・パルフュムール(調香師たちの田舎家)」と呼ばれていた場所が香水博物館に併設する庭園として再整備されました。グラースにおける香水産業についてより多くに人に知ってもらい、香水の世界に親しんでもらうべく、庭園には香水の原料となるジャスミンやラベンダー、オレンジ、アイリスなどといった香料植物が植えられています。2013年春には、ロクシタンのメセナにより7ヶ月かけて全面的なリノベーションが行われ、庭園の4ヶ所に植物にあふれる休息用の東屋が造られました。それぞれの東屋にはテーマが設けられ、来園者は新しくなった庭園でゆっくりと過ごすことができます。更には、省エネルギーで環境に配慮し、なおかつ高品質な製品を保証する「エコ抽出(エコは、エコロジーとエコノミーのエコ)」と称する香りの抽出方法についても詳細を知ることができます。

およそ3ヘクタールある庭園の随所にさまざまな香りを体験いただけるコースが設けられ、香水に使われる植物の紹介を行うなど、来園者がさまざまな形で香りを楽しむことができるよう工夫がなされています。子供向けの講座も開催されており、老若男女を問わずあらゆる方に香りを親しんでいただけます。また、樹木の香り、フルーツの香り、スパイシーな香り、麝香の香り…など植物は香りごとに植えられているので新たな発見もあるに違いありません。園内を散策すれば植物の美しさに心を奪われることでしょう。グラースで栽培されている植物の効能や香り、活用方法を楽しく学べるよい機会となるはずです。

また、庭園では春から特別展「ナチュラル・アート」を開催しています。現代芸術家カティー・キュビーが植物を使って造ったインスタレーションが9月30日まで園内の10数ヶ所に展示されています。

Jardins du Musée international de la Parfumerie

国際香水博物館の庭園

979, chemin des Gourettes
06370 Mouans-Sartoux
Tél : 04 97 05 58 00
www.museesdegrasse.com
国際香水博物館の庭園
国際香水博物館の庭園

夢のような、色鮮やかで香る庭園

Photo: DR, Musée International de la Parfumerie de Grasse
国際香水博物館の庭園
国際香水博物館の庭園

ロクシタンのメセナにより造られた東屋

Photo: DR, Musée International de la Parfumerie de Grasse
国際香水博物館庭園
国際香水博物館庭園
東屋で、香りを楽しみ、くつろぎのひと時を。
Photo: DR, Musée International de la Parfumerie de Grasse

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