カリエール・ド・リュミエールで地中海の旅へ

近代絵画の巨匠16人の作品を通じ、印象派、点描派、フォーヴィスムの世界を旅する企画展示が開催中。会場となるレ・ボー・ド・プロヴァンス村(ブーシュ・デュ・ローヌ県)の旧石切り場カリエール・ド・リュミエールを光で満たすマルチメディア特別展。2013年3月8日から2014年1月5日まで。
Jean-Dominique Dalloz

南仏の光と色彩は19世紀半ばより多くの画家たちの創作意欲を刺激してきました。フランス北部やパリを離れ、温暖な気候を求めて画家たちがやってきたのは、やがて彼らの第2の故郷となるスペインとの国境沿いからイタリアのリヴィエラ地方にまで広がるフランス南部地域。そんな画家たちにより、南仏の風景は多種多様な画法で描かれました。さまざまなスタイルが交錯して刺激し合い、数多くの作品が生み出されたのです。

レ・ボー・ド・プロヴァンス村のイベント会場カリエール・ド・リュミエールで開催されているのは、南仏に活動拠点を移した画家16人に焦点をあて、音楽とイルミネーションを駆使したイベント。もとは白い

石灰岩の石切り場だったというこの特殊な会場の性質を最大限に生かしています。大きな石壁にはプロローグとして、まずジョゼフ・ヴェルネの作品が投 射され、次いで印象派のモネとルノワール、点描派のシニャックとクロス、フォーヴィスムのカモワン、ドラン、ヴラマンク、フリエス、マンガン、マルケ、 ヴァルタそしてマティスの作品を投射するショーが始まります。

それは絵画の世界に浸りきる唯一無二の体験。ボナールとデュフィーの色彩がこれほど弾けることがあったでしょうか。シャガールの芸術性もここでは最大限に昇華されています。巨匠たちの絵筆によって捉えられた光に包まれ、プロヴァンスの村々や山脈、そして海岸線など地中海地方ならではの風景を浮かび上がらせます。

100台のビデオプロ ジェクターを用いて7000㎡もの広さの会場に3000点のイメージが投射する技術力も素晴らしいものがあります。音楽も26ものスピーカーから流れ、圧倒的な音響効果を得ています。イベント運営はカルチャー・スペース社で、イベント開催にあたり、才能あふれるジャンフランコ・イアヌッジ、マシミィアーノ・シッカルディ、レナート・ガット各氏、音楽関連ではルカ・ロンゴバルディ氏の協力を得ました。

レ・ボー・ド・プロヴァンスのカリエール・ド・リュミエールに映し出されるオギュスト・ルノワールの作品
レ・ボー・ド・プロヴァンスのカリエール・ド・リュミエールに映し出されるオギュスト・ルノワールの作品
レ・ボー・ド・プロヴァンスのカリエール・ド・リュミエールに映し出されるオギュスト・ルノワールの作品
José Nicolas
カリエール・ド・リュミエール
カリエール・ド・リュミエール
カリエール・ド・リュミエール
José Nicolas
カリエール・ド・リュミエール
カリエール・ド・リュミエール
カリエール・ド・リュミエール
José Nicolas

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