オリビエ・ボーサンとピエール・エルメ 奇跡のコラボレーション

長きにわたり親交を温めてきたオリビエ・ボーサンとパティシエのピエール・エルメの両氏。二人のコラボレーションによるフレグランス制作企画が持ち上がったのは「麗しの島」、コルシカ。ある夏の日の夜のことでした。コルシカならではの香りを中心にさまざまな香りがブレンドされ、思いがけない魅力に満ちたフレグランスは、情熱に溢れた二人の個性豊かな世界を反映したものとなっています。
Texts: Mélissa Darré

夢のコラボレーション

2014年、マルセイユの郷土菓子ナヴェットの新レシピの開発を共同で手がけたロクシタン創設者のオリビエ・ボーサンとパティシエのピエール・エルメ。再びタッグを組み、今回はフレグランスの開発に取り組みました。オリビエ・ボーサンの草花に対する愛、そしてピエール・エルメのお菓子にかける情熱が融合し、二人が愛してやまない地中海の大地と麗しの島、コルシカへオマージュを捧げる繊細でうっとりするような香りが誕生しました。

ピエール・エルメの20年来の友人であるオリビエ・ボーサンは「ピエールは多くの優れた能力の持ち主ですが、その最たるものが、彼が鋭い嗅覚を持つ“ネ”であることです。調香師にもなれるでしょう。その上、絶対的な記憶を持つ舌の持ち主でもあるのです」と語ります。ヴォーグ誌で「スイーツ界のピカソ」と評されたピエール・エルメは、洗練された香りのフレグランスを作る上で、理想的なパートナーと言えるでしょう。

 

香りや風味のコンビネーション

それもそのはず。ロクシタンの扱う商品は「香る」もので、ピエール・エルメ・パリの商品は「味わう」ものなのですから。偉大なパティシエ、ガストン・ルノートルの弟子であるピエール・エルメはさまざまな香りをブレンドし、見事に演出していきます。「最終的には口に入るものとして考えながら、香りを作っていきました」とピエール・エルメ。「欲望をかきたてる原料、喜びを呼び覚ます素材」をもとに、コルシカの素晴らしい記憶が香りに置き換えられていきました。

生きる歓びと揺るぎない伝統に満ち溢れたコルシカのさまざまな香りや味覚の記憶は、オリビエ・ボーサンとも共有するもの。オリビエ・ボーサンがデザインしたボトルに閉じ込められたフレグランスには「名前もつけられていない極上のスイーツをお勧めする」気持ちが込められています。

センシュアルなコレクション

ジャスミンとイモーテルとネロリ、グレープフルーツとルバーブ、ハチミツとマンダリンなど、ピエール・エルメにしか思いつかない香りの組み合わせ。「コントラストと調和、その双方を狙いました」というピエール・エルメは、最高のスイーツを生み出すのと同じように、草花から抽出したアブソリュートやフルーティーなエッセンシャルオイルを自在に扱い、極上の香りを生み出しました。

誕生したフレグランスはフェミニンな香りや清涼感のある香り。官能的で魅惑的な香りは、コルシカの緑深い自然で生まれる美しい物語のように雄弁です。香りと味わいが美しく舞い、その様子はコルシカを愛してやまない二人の偉大なクリエイターが寄り添って歩んでいくかのよう。

オリビエ・ボーサンとピエール・エルメ : 奇跡のコラボレーション
オリビエ・ボーサンとピエール・エルメ : 奇跡のコラボレーション

二人のコラボレーションによるフレグランス制作企画が生まれたのは「麗しの島」、コルシカ。

© L’Occitane en Provence

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