アーティストを魅了し続ける「アルルの女性」

プロヴァンスならではの女性像を具現化したような存在である「アルルの女性」。優美でエレガント、そしてミステリアスな美しさで、多くのアーティストを惹き付けてきました。
Texts: Justine Fiordelli

アルフォンス・ドーデ、フレデリック・ミストラル、ジョルジュ・ビゼー、ヴィンセント・ファン・ゴッホ、そしてクリスチャン・ラクロワ……。画家、詩人、デザイナー、作曲家、作家など多くの芸術家が、自由で光り輝き、アルルの町と密接に結びついた「アルルの女性」の魅力の虜となってきました。どのジャンルの芸術家であろうと自身の創造力を最大限に使い、アルルの女性の衣装やその優美さ、エレガンス、神秘性、を表現せずにはいられないのです。

1869年、アルフォンス・ドーデは短編集「風車小屋だより」でアルルの女性にオマージュを捧げた作品を発表しました。3年後にはアルルの女性を描く3幕ものの戯曲を発表、その上演に際してはジョルジュ・ビゼーが付随音楽を作曲しています。掴みどころのない幻想的なアルルの女性はプロヴァンス出身の画家レオ・ルレーが好んで描いた題材でもあります。ルレーは民族衣装に身を包み、プロヴァンス地方に伝わる伝統舞踊ファランドールを踊る女性たちをモチーフにした作品を手がけています。そして最近では、オートクチュールのデザイナー、クリスチャン・ラクロワがアルル国際写真フェスティバルの一環で、アルルの女性をテーマにした大規模な特別展を開催しました。

アルルの女性が多くの芸術家の心を捉えて離さない存在であることは確かなようです。

多くの芸術家の心を捉えて離さない、アルルの女性
多くの芸術家の心を捉えて離さない、アルルの女性
色鮮やかな、伝統的民族衣装
Photo: Fotolia

最新情報

ルーツの味を探る 〜 完璧なプロヴァンススタイルのアペリティフ

ルーツの味を探る 〜 完璧なプロヴァンススタイルのアペリティフ

プロヴァンスの香りいっぱいのアペリティフを楽しみながら、夏の長い夜を過ごすことほどステキなことはありません。ロクシタンからプロヴァンスならではのアペリティフをご紹介します。手で簡単にいただけるおつまみを、親しい友人や家族と一緒にどうぞ。
プロヴァンスでもっとも素敵なルーフトップ

プロヴァンスでもっとも素敵なルーフトップ

夏を満喫するのに理想的なのがルーフトップ。屋上テラスは1日のうち、いつ訪れてもくつろぐことができます。ロクシタンがプロヴァンスでおすすめのスポットをセレクト。これで元気に夏休み明けを迎えることができるはず。
8月のフォト

8月のフォト

18時38分、マントンにて撮影